柴犬のシャンプーは「がんばる日」。でも、愛犬の皮膚を守る大切なケア。
うちの柴犬、こたつとふくは毛がしっかりしています。シャンプーのたび、お風呂場はふわふわの毛だらけになります。
乾かすのもひと仕事。
だからこそ、犬のシャンプーは「がんばる日」でもある。
それでも――。泡をなでながら感じる体温。お湯の中で見せる安心した顔。それを思い出すと、“また洗ってあげたい”と思います。
犬のシャンプーは、ただ汚れを落とすだけではありません。皮膚や被毛を守る、大切なケアです。そして、犬と人をつなぐ大切な時間でもあると思います。
1. 柴犬の皮膚がデリケートな理由と、シャンプーで守る方法
特に柴犬は皮膚がデリケートです。もし、シャンプーの頻度や洗い方を間違えると、乾燥やかゆみの原因になることもあります。
皮膚のバリア機能が人間より薄いため、刺激に弱いと言われています。
2. 柴犬のシャンプーの適正な頻度は?
【重要】 柴犬のシャンプーの理想的な頻度は、一般的に月に1回が目安です。
頻繁な洗いすぎはNGです。なぜなら皮膚に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。結果、乾燥やバリア機能低下を招き、かゆみやフケの原因になります。
ただし、皮膚の状態(アレルギーなど)や、ニオイが気になる場合は注意が必要です。獣医師に相談して頻度を調整してください。
3. 獣医も推奨!柴犬の正しいシャンプー手順と飼い主が意識したい3つのポイント
だから私は、こたふくを洗うとき、デリケートな地肌を傷つけないよう意識しています。以下の3点を守っています。
- 泡をしっかり立ててから、地肌を指の腹で優しくマッサージ洗い。
- 【POINT】 シャンプーは必ず手や泡立てネットでキメ細かく泡立てる。こうすることで泡が皮膚への刺激を減らします。
 
 - すすぎは丁寧に、泡が残らないように。
- 【POINT】 泡が残りやすい脇の下や股、指の間は特に時間をかけて。
 
 - ドライヤーは温風すぎない距離で、地肌までしっかり乾かす。
- 【POINT】 シャワーの温度は人肌よりぬるい37〜38℃を意識しましょう。
 
 
4. 柴犬の抜け毛対策にも◎ 正しい乾かし方と乾燥ケア
さらに乾かすのもひと仕事。柴犬のようなダブルコート(二層構造の被毛)の犬種は、毛の奥に湿気が残りやすいです。生乾きは皮膚炎やニオイの原因になります。
- 【事前準備】 シャンプー前に念入りなブラッシング。なぜなら、抜け毛をしっかり取り除いておくと、乾かす時間が短縮できます。
 - 【乾かし方】 まずは吸水性の高いタオルで水気を徹底的に取りましょう。その後、ドライヤーの温風を地肌から根元に向けて当てていきます。ドライヤーの温度は熱くなりすぎないよう注意。
 
腰は痛くなりますが(笑)、それでもシャンプー後の幸せは格別です。ふわふわになった毛に顔をうずめる瞬間、なんともいえない喜びがあります。
5. 愛犬との絆を深めるシャンプータイム。
私にとって犬のケアは、犬のためだけじゃなくて、私の心まで整えてくれてるんだと思います。
※本記事で記載のシャンプー頻度や方法は、一般的な健康な柴犬を対象としています。皮膚トラブルがある場合は必ず獣医師にご相談ください。

  
  
  
  

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