石けんの使い方ガイド
小多福堂の石けんの基本の使い方 / 拭き湯の方法 / 温度の目安 をまとめました。
石けんの使い方【基本編】
用意するもの
- 石けん
- やわらかいガーゼや布
※泡立てネットがあると便利です。 - シャワーの温度は36~38℃程度
- 入浴後のタオル
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1
よく泡立ててから使います
手や泡立てネット、ガーゼでしっかり泡立ててください。直接こすらず、泡でやさしく包むように。
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2
優しくなでるように洗います
犬の皮膚は人より薄くデリケート。撫でるように短時間で。顔まわりは湿らせたガーゼ拭きでもOK。
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3
しっかりすすぐ
ぬるま湯で泡が残らないよう十分に。すすぎ残しは皮膚トラブルの原因になります。
シャンプーのお湯の温度は、犬にとって非常に大切です。
人肌(36〜38℃程度)のぬるま湯を使うと、皮膚への刺激が少なく、犬がリラックスしやすいです。 -
4
目まわり・口まわりは石けんを使わずに
石けんを含まない清潔なぬるま湯で洗ったガーゼに替え、その部分だけやさしく拭き取ってください。
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5
からだを冷やさない工夫
乾いたタオルで包み、保温を。寒い時期は暖かい部屋で。無理に動かさずスキンシップの時間に。
- バスタオルや毛布でくるんで休ませる
- 完全に乾くまで保温・安静
「拭き湯」の基本の使い方
石けんをぬるま湯に溶かし、その液をガーゼやタオルに含ませてやさしく拭き取る方法です。水が苦手な子や、高齢・療養中の子にも負担が少なく、やさしく清潔を保てます。
用意するもの
- ぬるま湯:約200〜300mL
- 石けん:約1g〜2g(小指の先ほど)
- やわらかいガーゼや布
- 清潔なお湯(仕上げ拭き用)
手順
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1
石けん水をつくる
ぬるま湯に石けんを溶かし、うっすら白く濁る程度に。
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2
やさしく拭き取る
ガーゼに含ませ、毛流れに沿って撫でるように拭きます。
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3
仕上げ拭き
石けんの入っていない清潔なお湯でもう一度拭きます。
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4
目まわり・口まわりは石けんを使わずに
石けんを含まない清潔なぬるま湯で洗ったガーゼに替え、その部分だけやさしく拭き取ってください。
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5
保温
タオルでしっかり水気を拭き取り、冷やさないよう保温します。
拭き湯に使うぬるま湯の温度
目安は 32〜36℃。触って「少しぬるいかな?」くらいがベストです。
| 状態 | おすすめ温度 | ポイント |
|---|---|---|
| 高齢犬/体力が落ちている子 | 34〜36℃ | 冷えを避けるため少しあたたかめ |
| デリケートな肌の子 | 30〜32℃ | 皮膚を刺激しないよう低めに |
| 夏場・暑い時期 | 30〜32℃ | ひんやりしすぎない程度に |
| 敏感な肌の子 | 32〜34℃ | 心地よい“ぬるさ”を意識 |
ご不安なときは…
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